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SFプロトタイピング最終発表会

ABOUT

講座概要

[開設部署]
東京大学大学院情報学環
[講座名称]
講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座
[寄 付 者]
講談社
メディアドゥ
[設置期間]
2022年4月1日〜2025年3月31日(3年間)
[担当教員]
大学院情報学環 教授 渡邉英徳(兼任)
大学院情報学環 特任教授 柳与志夫(専任)

PROJECT

研究開発プロジェクト

BB(ビヨンドブック)・新しい本研究開発

現状のクローズドなパッケージ系電子書籍とは異なり、デジタルアーカイブの蓄積する豊富 なコンテンツを利用して、インタラクティブ性・改変性、コンテクストのテクスト化、多言語化な どデジタル・ネットワーク機能の特性を活かし、実用化・商品化を前提とした新しい 「デジタ ルコンテンツ・ストラクチャ」 のプロダクトデザインと流通・リテールモデルを検討します。
この研究開発プロジェクトは、2017年から2021年まで東京大学DNP寄付講座で実施されたビヨンドブックプロジェクトを引き継ぎ、発展させることを目指すものです。

- プロジェクトメンバー

  • 渡邉英徳 ・ 柳 与志夫(PJ責任者、東京大学)、他 研究者・出版関係者等 約30名
  • αチームとβチームの2チームを編成し、並行して研究を行ないます

- 目標

  • 書籍、電子書籍に次ぐ次世代デジタルコンテンツ・ストラクチャのプロダクトデザインの仕上げとビジネスモデルの提示
  • それに基づくと製品化・サービス化の実現

デジタル教材活用制度開発

学術・専門書等の著作物について、高等教育における授業の教材として合理的に利活用可能なライセンスモデル構築を目指し、学術出版社協力のもと3大学研究者による共同研究を行います。これも旧DNP講座で実施されていたプロジェクトの成果を引き継ぎ、さらに発展させるものです。

- プロジェクトメンバー

[ 大 学 ]

  • 渡邉英徳 教授、柳与志夫 特任教授、井関貴博 特任研究員 (東京大学 情報学環)
  • 山里敬也 教授 (名古屋大学 教養教育院)
  • 加藤和彦 教授 (筑波大学 副学長・理事)

[ 出 版 社 ]

  • 東大出版会、有斐閣、勁草書房 ほか

[ その他 ]

  • 法曹関係者

- 目標

  • これまで名大で実施してきたデジタル教材群のサブスクリプションモデルを他大学に拡大・展開し、その有効性の検証とそれに基づく改善。および利用料の適正配分の手法についての検討
  • 出版社や授業内容の違いに応じた、サブスクリプション以外のモデルの可能性の検討
  • マイクロコンテンツ単位でのモデル適用の可能性の追究

ORGANIZATION

関係団体

本講座は以下の団体の事務局を担い、連携強化を図っています。

デジタルアーカイブ学会
- JSDA -

産官学民を横断した研究者・実務家が集うことにより、人材育成、技術開発、メタデータ等の標準化、法制度研究等理論・実務の両面で成果出しを図ります。

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム
- DAPCON -

デジタルコンテンツの流通・利用とその基盤となるデジタルアーカイブ構築・活用の促進を通して、関連企業及び産学の連携を強化し、技術開発、ジネスモデル開発、制度整備等に取り組みます。

デジタルアーカイブ研究機関連絡会
- DARA -

デジタルアーカイブの研究開発に携わる大学等研究機関、およびデジタルアーカイブ関連機関による意見交換と情報共有の場とするとともに、予算、人材養成、研究基盤整備等に関わる課題解決に向け、政府など関係機関に対して政策提言等を行います。

アート活用懇談会
  

アートコンテンツの利活用に関わる様々な分野の関係者が一堂に会し、現状の問題点と課題、解決の方向性等について率直に論議するための懇談会(座長:青柳正規多摩美術大学理事長)です。

STAFF

スタッフ紹介

主任教授 渡邉英徳(東京大学情報学環)
講座特任教授 柳与志夫(東京大学情報学環)
講座特任研究員 井関貴博(東京大学情報学環)
講座特任研究員 原田真喜子(東京大学情報学環 / 日本学術振興会RPD)
講座特任研究員 大井将生(東京大学学際情報学府 /TRC-ADEAC特任研究員)
客員教授 緒方靖弘(寺田倉庫、デジタルアーカイブ推進コンソーシアム事務局長)
客員准教授 数藤雅彦(五常総合法律事務所)
福島幸宏(慶応義塾大学准教授)
高等客員研究員 時実象一(東京大学情報学環)
客員研究員 荒山優(寺田倉庫)
桑原大(メディアドゥ)
冨倉由樹央(講談社)
藤井喜久(講談社)
講座秘書 沼千春
池田小百合

ARCHIVE

これまでの取り組み

地方紙デジタル化・活用プロジェクト

デジタルデータになっていない古い地方新聞について、学術利用はもとより、我が国の貴重な文化・産業資源の保存と活用を図る観点から、課題の整理と活用方法を探りました。

アートコンテンツの二次利用促進に関わる研究

日本全国のミュージアム、寺社、出版社等でデジタル化されたアートコンテンツについて、その公開と二次利用促進に関わる課題分析と解決策を検討しました。
※「アート活用懇談会」 と連携